ROOTS/ ルーツ
差別と抑圧に対する、アフリカ系アメリカ黒人としてのルーツと誇り。物語りの展開が躍動的だ。ビデオ全6巻の大作だが、一気に観ることができた(観たのはVHS)。中核は、ドラムの音がしてクンタ・キンテが同郷の男と出くわすシーンだと思う。男はクンタに次のように言った。「昔のことを忘れるな。覚えていて子どもたちに伝えるのだ。ここで生まれた黒人は根無し草だ。アフリカ人でもなく、まして白人でもない。まるで、故郷を持たぬ新しい部族のようだ。」「故郷を知らないから、自分すら分からないんだ。」昔のことを忘れず、自分を知り、子供たちに伝えること。自分が自身のボスとしてそれが出来てこそ、本当の自由なのだろう。
自由が空気のように当たり前のときは、自由に気づくことは難しい。奴隷の身となってクンタが想い描く、アフリカの大空のような自由は、青く澄みきっていたに違いない。
私は実は、Alex Haleyの原作本「ROOTS: The Saga of an American Family」を持っている。いつかは原作を読もうと思っていたが、まだ手付かずだ。ハードカバーのその古本には、最初に買ったであろう人の署名と日付が記されている。Isabella C. Bennett, March 19th, 1977。まだご健在だろうか。あなたの本は今、日本の私の手元にあります。
ルーツ コレクターズBOX
posted with amazlet on 05.12.12
ワーナー・ホーム・ビデオ (2005/04/08)
売り上げランキング: 7,095
売り上げランキング: 7,095



0 Comments:
Post a Comment
<< Home